Unno Research & Travel Assistance

 URTA代表の海野優(Yutaka Unno)と申します。

この度は、弊社ホームページをご覧いただきまして有難うございます。私は1948年に静岡県静岡市に生まれ、大学院在学中に縁あって文部省(当時)の外郭団体へと就職しました。仕事を通じて、東南アジアや南アジアの諸国の関係機関とのやり取りをする機会が増え、実際に海外出張などの経験を経て「国際感覚」を身につけることの重要性を認識しました。しかし、1970年代の日本では、まだまだ「国際感覚」は研ぎ澄ます機会を得ることは難しく、米国への留学を決意しました。米国大学院への留学後は米国に永住すること決意し、メリーランド州モンゴメリー郡での勤務を経て、ワシントンD.C.の日系旅行会社に勤務し、1997年より同社の支店業務を継承する形でURTA(Unno Research & Travel Assist )を開業いたしました。

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当初は一般の旅行会社のように、個人や団体向けのツアー旅行のコーディネートやガイド業務などを事業の中心としておりましたが、あるお客様のお話がきっかけとなり、米国に赴任・留学された日本人のお客様の生活を総合的にサポートするサービスを始めました。かれこれ、十数年前になります。当時、私はワシントンD.C.市内に事務所を構えておりました。あるとき旅行ガイドブック『地球の歩き方』を手がかりに、私どものオフィスを訪ねてこられたお客様がいらっしゃいました。お客様はメリーランド州立大学に客員研究員としての派遣された大学教授の方で、聞けば滞在してたホテルを出たので新しい滞在先を斡旋してほしいとのことでした。これが縁となって、お客様を我が家の夕食に招待することとなりました。その際に「一日中、一人で史料収集をした後、疲れてホテルに帰っても一人、食事をするのも一人」というご自身の生活の実情をお話されました。

そのとき、私は「ハッ」となりました。それは、このお客様の置かれている状況が渡米したばかりの自分自身と同じ状況だったからです。米国で何不自由なく生活が出来ている「今の自分」とは違い一人で学び、一人で食事をし、一人で生活をする、すべてのことを自分一人で解決をしなければならなかった辛い生活です。もし、誰かが傍らにいてくれて、アドバイスをくれたらどんなに良かったか。あるいは、落ち着いて日本食を食べながら日本語で話せる場があったらどんなに良かったか。

そのようなことを思い出しているうちに、自分自身が持つ経験やノウハウを活かして、同じように困難に直面されている日本人のお客様を傍らでサポートするサービスを立ち上げようと考え、今のようなURTAの体制へと移行しました。

見積もりや問い合わせなどは無料ですので、ぜひ一度弊社の利用をご検討ください。